パリ祭やクラブイベントなどが開催され、この春新たにボルダリングハウスがオープンするなど注目度が高まっている那古野界隈。この辺りにはレトロな風情を残す町並みが残り、古い土蔵や長屋を活かしたお洒落なお店が立ち並ぶなど見どころ満載なのですが、今回は五条橋に近いエリアを中心にご紹介したいと思います。いよいよ着物でのお出かけにもってこいの季節到来!箪笥で眠っている着物を引っ張り出して春風を通してあげましょう♪
円頓寺商店街の中程にひっそりと佇む金刀比羅神社へ。こちらのおみくじはなんと名古屋弁で書かれていて、とってもユニーク!密かに人気を集めています。
なんとも言えないレトロ感
何が出るかな?ドキドキ…
おぉ!ホントに名古屋弁だ。楽しいでいっぺんやってみやぁ(笑)
歴史ある喫茶店を受け継ぎ地元の憩いの場として、また海外の方まで幅広く受け入れるゲストハウスとして、様々な形で愛され続けてきた「喫茶、食堂、民宿。西アサヒ」さんが、この春(2018年4月1日)から新たな屋号『喫茶、食堂、民宿。なごのや』を掲げます。
この場所に来る度にいつも“素敵な何かに出会える”ような気持ちにさせてくれる、懐かしくて新しい場所。
昔のレシピから復活させた名物のタマゴサンドはクセになる美味しさ! 単品¥750/ドリンクとセットで¥900(※写真は2人前です)
店名:喫茶、食堂、民宿。なごのや
営業時間:11:30 〜 23:00
定休日:月曜日(ゲストハウスは営業)
住所:名古屋市西区那古野1-6-13
TEL:052-551-6800
URL:http://www.nishiasahi.nagoya/
円頓寺から四間道の方へ歩いて行くと、『四間道ガラス館』という素敵なお店が見えてきました。中を覗いてみると、シックな店内とキラキラと美しいガラス細工が目に飛び込んできます。
繊細なガラス製品がところ狭しと並ぶ店内
作家物の帯留めを発見。とっても綺麗!
和室にこんなランプがあっても素敵かも
江戸切子も沢山ありました
店名:四間道ガラス館
営業時間:11:00 〜 17:00
定休日:日曜日(臨時営業の場合もあるのでHPを確認してください)
住所:名古屋市西区那古野1丁目31-2
TEL:052-551-1737
URL:https://www.shikemichi-glass-gallery.com/
五条橋近くにあるパン屋『芒種』さん。以前は犬山市内にお店を構える人気のパン屋さんでしたが、2016年5月に円頓寺商店街に移転してきました。国内産小麦、自家製天然酵母を使用したパンはとても味わい深く、撮影中もひっきりなしにお客様が訪れていました。
日によって種類は変わりますが、中でも食パンは大人気とか。
カンパーニュなどハードパンも充実。次々と売れていきます。売り切れる前に私もカンパーニュいちじく¥450とヘーゼルナッツとシナモンのロール¥250を購入。どちらも素材を生かした優しい甘さでとても美味しかったです!
いつも優しい笑顔でご主人が迎えてくれます。ごちそうさまでした、またお邪魔します。
店名:天然酵母パン 芒種(ぼうしゅ)
営業時間:10:00 〜 18:00
定休日:火・水曜日
住所:名古屋市西区那古野1-2-16
TEL:052-551-8170
URL:Facebookページ
実は円頓寺エリアは、西円頓寺商店街・円頓寺本町商店街・円頓寺商店街&四間道と3つのエリアに別れており、今回ご紹介したのはほんの一部にしか過ぎません。円頓寺の新スポットとなりつつあるカブキカフェ「ナゴヤ座」や、四間道にある隠れ家的なレストランやカフェ、居酒屋やバーなど、今回お伝えしきれなかった場所は今後も取り上げていきたいと思いますのでお楽しみに♪
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昭和30年代まで賑わった円頓寺商店街は次第に衰退の一歩を辿っていましたが、名古屋城の城下町の雰囲気が残る四間道(しけみち)地区と共に「名古屋駅からの徒歩散策コース」として近年脚光を浴びています。四間道は1700年(元禄13年)の大火事を受け、尾張藩四代藩主の徳川吉道が防火や商業活動がしやすいようにと道幅を四間(よんけん)に広げたことからこの名がつきました。また、五条橋は清須越しの際に、当時の清須の五条川に架けられていたものを移したと伝えられています。
Photo by 伊藤成人(空繰)