紫色の花房が垂れ下がる姿が美しく、優雅で柔らかい印象を与える藤の花。藤は古来から振り袖姿の女性に例えられ、女性らしさの象徴と考えられてきました。今回は名城公園から続く藤棚の回廊を抜けて、この春オープンしたばかりの金シャチ横丁・宗春ゾーンまでをご紹介。新緑の風に藤の香りが漂う、はんなり上機嫌なお散歩コースです♪
まずは地下鉄名城公園駅2番出口から歩いて名城公園の中を通り抜け、名古屋城北側にある藤棚へと向かいます。名城公園の中も新緑やたくさんの花々が咲いていて、とても爽やか。通りを渡ると藤棚が見えてきました。わぁ〜けっこう咲いてる!
藤の色香に思わずうっとり見惚れてしまう。人だけでなく蜂たちも引き寄せられています。※刺激しなければ大丈夫です
名古屋城と藤のコラボは必見ですね。外国人観光客の姿もありました。この時期にこの場所を訪れるなんてグッチョイス!
いつまでも眺めていたい…とっても優雅なひととき。
お堀に沿ってぐるっと藤回廊が続いています。金シャチ横丁までは歩いて約10〜15分の距離。気候も良いのでぶらぶら歩きにぴったり。
青い空に緑がよく映えて清々しい空気。
回廊の途中にはベンチがたくさんありますので、途中で休憩することもできます。藤の花をたっぷり堪能しちゃいましょう。
藤回廊を抜けると、金シャチ横丁・宗春ゾーンに辿り着きました。この春オープンしたばかりですが、すでに名古屋の人気スポットの一つになりつつあります。
魅力的なお店ばかりで迷いますが、今回は愛知県田原市の保美豚(ほうびとん)という地元ブランド豚を使ったお料理に惹かれ『ポークレストラン岳家(がくや)』さんに決めました!
店内は程よい開放感と落ち着いた雰囲気、かつ気取らないカジュアルさがあります。黒いテーブルに赤いナプキンもお洒落ですね。オープンしてまだ間もないのに、接客もとても丁寧でホッと心が和みます^^
コースランチのポークソテー・オレンジソース¥1,680(税別)をオーダー(手前はポークジンジャー・ブラック・アジアンテイスト)。
オーナーのお話によると、保美豚(ほうびとん)とは『吉田畜産』さんが渥美半島の温暖な環境で、抗生物質・抗菌剤を一切使用していない飼料だけで愛情込めて育てた豚だそうで、なるほど、確かにお肉に旨味があって脂身まで美味しい!オレンジソースと岩塩でさっぱりといただきました。新鮮なサラダと、12種類の野菜と保美豚のベーコンが入ったスープ、パンorライス付きです。次はディナータイムにワインとともに味わってみたいな♪ ごちそうさまでした!
店名:ポークレストラン岳家(がくや)
営業時間:ランチ 11:00~14:00(L.O.13:30)、ティー 14:00~16:00(L.O.15:30)、ディナー 18:00~22:30(L.O.21:30)
定休日:無休
場所:金シャチ横丁 宗春ゾーン
TEL:052-212-7385
予約:可
URL:公式ホームページ、Facebookページ
金シャチ横丁は、今年の3月末にオープンした名古屋城近くの大型飲食施設。正門エリアの「義直ゾーン」、東門エリアの「宗春ゾーン」というコンセプトの異なる2つのゾーンがあります。父・家康の遺訓を守り、謹厳実直に藩を治めた初代尾張藩主・徳川義直にちなんだ義直ゾーンには、名古屋の歴史が醸す美食街として定番・老舗のなごやめしが集い、歌舞伎役者のような奇抜なファッションに身を包み、斬新な政治方針で名古屋を国中で最も賑わう都市に成長させた第七代尾張藩主・徳川宗春にちなんだ宗春ゾーンには、名古屋の新しい食文化を発信する、気概あふれる新興の店舗が集結しています。
ご参考にしていただけたら幸いです。
Photo&Movie by 伊藤成人(空繰)